Posts tagged "ロリータ"

マリア様がみてる(2010年度実写映画版)|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★ ゼロ年代「百合ブーム」の嚆矢となった、今野緒雪原作のライトノベル・シリーズの第1巻を実写映画化。 あらためて説明すると、「百合」とは女性同士の恋愛をテーマにしたマンガなどのフィクション作品のことで、「ガールズ・ラブ(GL)」とも呼ばれる。男性同士の恋愛を描く「ボーイズ・ラブ(BL)」と対にして用いられる言葉だが、今回の実写版『マリみて』の監督は、過去にそのものズバリ『BOYS LOVE』とい […]

囁く廊下 女校怪談|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★ 一口に「ホラー映画」と言っても、単純に「ホラー(恐怖)」だけを追求している作品は、意外に少ない。 たいてい、恐怖演出はあくまでも“味付け”であって、本当のテーマは別にある。 韓流ホラー『囁く廊下』(旧題『女校怪談』)の場合、テーマは《教育の暴力》だ。 厳格な女子校で巻き起こる、謎の連続殺人。その背景には、傲慢な大人たちによって青春を奪われてしまった少女たちの、哀しみと怨念が秘められていた── […]

秘蜜の花園/ロリータ・バイブ責め|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★   陰惨かつアヴァンギャルドな作風で知られるピンク映画監督、佐藤寿保の初期代表作。 主人公は、バイブレーターでしか興奮を得られない、孤独な非行少女。 彼女と、コンテナに女を連れ込んではバイブレーターで犯した挙げ句に毒殺する、インポテンツのサディストとの歪んだ愛情を軸に、ストーリーは展開していく。 しかし実際は、変態男との交流よりも、むしろ親友の少女とのやりとりが面白い。彼女が主人公 […]

花とアリス|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★   とにかく、ムダの多い映画。要領のいい監督が撮れば90分以内にまとまりそうな話を、なんと2時間以上もかけてダラダラやっている。 思いついたアイディアに愛着があるのはわかるけれど、それらを吟味せずに全部ぶちこんだものだがら、ストーリーの流れが冗漫きわまりない。 たとえば、【徹子】が離婚した父親と会うエピソードなんて、明らかに蛇足だ。【雅志】とのデートの後でトコロテンを食べるシーンの […]

少女地獄1999|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 救いもユーモアもなく、ひたすら無残(あらゆる意味で)な映像を垂れ流す作品。これに較べたら、いかに『オールナイトロング』シリーズがまっとうな「映画」であるかがよくわかる。 主人公は、不幸な女子高生(というわりには年増ですが)。 母親は、いない。夫の暴力に耐えかね、二人の娘を残して蒸発してしまったからだ。 姉は交通事故に遭い、二目と見られぬ姿となったうえ、毎日、実の父親に犯されている。 主人公は、 […]

女子高生チェーンソー|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ まず、邦題に偽りアリ。たしかにジャケットでは女子高生がチェーンソーを構えているが、実際の映画にそんなシーンは出てこない(ということは、ジャケットにも偽りアリ)。 まぁ、かといって原題の”SCREAM BLOODY MURDER” ではありきたりでインパクトがないからだろうけど。レンタル・ビデオ屋で見かけたら、とりあえず手に取ってみたくなるタイトルではあるから、これはこれ […]

美少女の死顔は美しい sign|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 可憐な少女をヒドい目に遭わせて、その苦しみ悶える姿を愛でるというのは、ホラー映画の醍醐味である。 『美少女の死顔は美しい』も、その一つ。タイトルのとおり、女の子が不条理な事件に巻き込まれて殺されていく様を描く。 全部で4作品からなるシリーズ。それぞれグラビア・アイドルたちが主演を務めている。本作『sign』の主演は、遠藤栄理香。 主人公は、高校の演劇部員。文化祭で発表する劇の脚本を任されたもの […]

ALUCARDA|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ あぁ、とうとう輸入DVDにまで手を出してしまった……。 一時のDVD化再発ラッシュ、そしてヤフオクによって、かなりマニアックな映画を容易に観ることができるようになった昨今。しかし、それでも埋もれたままの作品もある。いっこうにDVD化される気配もなく、ヤフオクの検索やアラートにも引っかからない。そんな作品は、輸入DVD屋に頼るしかないのである。 ここで取り上げる『ALUCARDA』の存在を知った […]