Posts tagged "幽霊"

日本のこわい夜 特別篇 本当にあった史上最恐ベスト10 |評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 人気お笑い芸人たちが、テレビの怪奇特番の収録中に、本物の霊と遭遇してしまうといった趣向の2時間ドラマ。2005年の夏にTBS系列で放送され、翌年にはエイベックスからDVD化されている。 くりぃむしちゅーを司会に、劇団ひとり、ヒロシ、さくら、ユンソナ、なぎら健壱といった実在の芸能人たちが、本人の役で出演する。 前半1時間は、本作がドラマであるということを隠し、オーソドックスな怪奇特番に見せかけな […]

蠢く森 プライマル・フィアー・プロジェクト|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ もうタイトルからして察しがつくけれど、今となっては懐かしい『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の便乗モノである。 本家のとおりいちおうドキュメンタリー形式になっていて、女性の超能力者が、幼くして死んだ我が子の霊を追いかける姿を描いている。 また同時に本作は『ほんとにあった!呪いのビデオ』にも便乗している。 画面の端々に、ストーリーとはまったく関係ない幽霊が、わざとらしく映り込むのだ。 『ほん呪』 […]

ピンチランナー|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 一例を挙げるなら、安倍なつみ演じる主人公【峰岸あゆみ】が、燃えさかる倉庫に閉じこめられてしまうシーン。 彼女のクラスメートがそれに気付き、避難している他のクラスメートたちに、救助を呼びかける。 その時のやりとり。 「それ、うちのクラスの峰岸あゆみよ! 誰とも話さない変わり者!」 「峰岸って、成績のいいアノ人?」 もう、コレを見た時点で、ダメだこりゃ、と思った。 まず、登場人物の設定を、エピソー […]

幽霊の名所案内|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★★★ オカルト物の企画ビデオの中で、何よりも退屈なのが「心霊スポット探訪」である。 一生陽の目を見ることはないであろう底辺アイドルが、真夜中に人気のない場所でビデオカメラと懐中電灯をもって誰かいるだの何か聞こえただのと泣き喚く。でも画面の向こうの視聴者には何の気配も伝わらない。さらにはそうやって撮られた素人映像を“検証”し、ここに霊が写ってるだのこれが霊の声だのと言い張るのだが、何度巻き戻して […]

案山子|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ ホラー映画マニアたちからはすこぶる評判の悪い「伊藤潤二作品実写化シリーズ」の一つ。 タイトルは『案山子』となっているけれど、実際のストーリーは『墓標の町』という作品に準拠しているらしい。 野波麻帆演じる主人公は、失踪した兄を追いかけ、トンネルの向こうにある村を訪れる。 しかし、その村は、ある少女の悪霊によって支配されていた。 その少女は、かつて主人公の兄に恋心を抱いていたが、主人公に妨害された […]

囁く廊下 女校怪談|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★ 一口に「ホラー映画」と言っても、単純に「ホラー(恐怖)」だけを追求している作品は、意外に少ない。 たいてい、恐怖演出はあくまでも“味付け”であって、本当のテーマは別にある。 韓流ホラー『囁く廊下』(旧題『女校怪談』)の場合、テーマは《教育の暴力》だ。 厳格な女子校で巻き起こる、謎の連続殺人。その背景には、傲慢な大人たちによって青春を奪われてしまった少女たちの、哀しみと怨念が秘められていた── […]

ゴーストシステム|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★★ 人間は、死んだらどうなるのか。死後の世界は、実在するのか。 ――この問いかけは、恐怖を掻き立てると同時に、どこかロマンチックな響きを帯びている。青臭いとはわかっていても、つい惹きつけられてしまうテーマの一つであり、ホラー映画を生み出す原動力となる。 その答えを実証するために開発されたのが「ゴーストシステム」。霊に実体を与え、現世に甦らせる装置である。 物語は、主人公の女子高生の親友である少 […]

不思議体験ゾーン|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 大手チェーン店ではなく、その店独自の価値判断で商品をセレクトしていた、個人経営のレンタルビデオ屋を町中でめっきり見かけなくなって久しい。 今みたいにホラー映画が市民権を得る以前、一部の物好きな暇人たちを相手に作られてきた、有象無象の作品。そういうものを掘り出すことに、私は楽しみを見出していた。 作品の出来は、とくに期待しない。ただ、そこにどんな映像が収められているのかを、確認せずにはいられなか […]