Posts tagged "邦画"

汝殺すなかれ|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★ 冴えない中年サラリーマンが、ある夜、殺人事件の現場に遭遇したことから、殺し屋のチームに引き入れられる──という筋書きのクライム・アクション。 殺し屋を主人公にしておきながら、そのタイトルは『汝殺すなかれ』。洒落たネーミング・センスが目を惹いた。 主人公は、相棒の恋人に言い寄られても頑として拒むほど、まさしく絵に描いたような堅物男。 そんな彼は、もちろん犯罪のニオイとも無縁だが、意外にあっさり […]

TERRORS 黒い影|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ カナ(石川佳奈)、マユ(上原まゆみ)、アユ(村田あゆみ)の3名からなる、 新人アイドル・グループ「ソフィー」が、 熱狂的ファンを名乗る謎の人物に追いつめられていく――という筋書きのサスペンス。 【アユ】の手を噛んだ飼い犬や、【カナ】を振った同級生が、黒ずくめの人物に襲われ、重傷を負わされた。 やがてソフィーは、マスコミによって「呪われたアイドル」というレッテルを貼られてしまう。 そしてマスコミ […]

頭狂23区外 オムニバス・バージョン|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★   『湘南爆走族』シリーズを手がけた神野太が監督するホラー映画シリーズ『頭狂23区外』全3作品を、1枚のDVDにまとめた特別版。 このシリーズ、もともとは1作品につき定価6,090円(税込)で発売されていたのだが、そんな殿様商売じゃいくらなんでも売れなかったのだろう。 もっとも、100円ショップの「ダイソー」では、廉価版が1作品315円(税込み)で売られているのだから、あまりお買い得 […]

頭狂23区外 ユルセヌ|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★★ 100円ショップの「ダイソー」が、315円(税込)で販売していたホラー映画シリーズの第2作目。 今回の主演は、二宮優。双子の姉妹【真以子】と【唯】を一人二役で演じている。 乾曜子主演の前作『眠レヌ』が学芸会レベルの出来だったので、正直、まったく期待していなかったが、 本作は鑑賞に堪えうる仕上がりとなっている。ストーリー上のつながりもないので、本作から観始めてもOKだ。 * * * 高校教師 […]

頭狂23区外 眠レヌ|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 100円ショップの「ダイソー」で、一時期(00年代後半?)、映画のDVDが販売されていた。ただし価格は315円(税込)である。 そんな中に『頭狂23区外』と題された、計3作からなるホラー物のシリーズがあった。 シリーズ2作目『ユルセヌ』のパッケージにある謳い文句によると、 《大人気グラビア女優による初のコラボレーション実現!》とのことだが、 二宮優、乾曜子、衛藤美菜……う~ん、一人も知らない。 […]

HIDE×TUSK『Seth et Holth(セス・エ・ホルス)』|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ Xがいわゆる「ヴィジュアル系」の先駆者とされているのは、その奇抜なファッションや音楽性が後続バンドに多大な影響を及ぼしただけでなく、彼ら自身の手で新人を発掘・育成してきたという実績にある。 リーダーのYOSHIKIが社長を務めたインディー・レーベル「エクスタシー・レコード」からは、LUNA SEA、LADIES ROOM、東京ヤンキース、YOUTHQUAKE、GLAYなど後にシーンの顔役となる […]

ノストラダムス 戦慄の啓示|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★ 幸福の科学が、宣伝のために作ったスペクタクル映画。 タイトルに「ノストラダムス」と冠しているけれど、実際、ノストラダムスはただ狂言回しを務めるだけで、ストーリーにはまったく絡んでこない。有名な預言詩すら出てこないのだから、まさに羊頭狗肉である。 天国での退屈な会話劇から、人間社会を舞台にした陳腐な寸劇をはさみ、ポール・シフト(地軸移動)の脅威を描くクライマックスへと突入する構成。 この映画を […]

蠢く森 プライマル・フィアー・プロジェクト|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ もうタイトルからして察しがつくけれど、今となっては懐かしい『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の便乗モノである。 本家のとおりいちおうドキュメンタリー形式になっていて、女性の超能力者が、幼くして死んだ我が子の霊を追いかける姿を描いている。 また同時に本作は『ほんとにあった!呪いのビデオ』にも便乗している。 画面の端々に、ストーリーとはまったく関係ない幽霊が、わざとらしく映り込むのだ。 『ほん呪』 […]

顔泥棒|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★★ 伊藤潤二のホラー漫画を実写化したドラマ。主演は『さくや妖怪伝』の安藤希。 高校を舞台に、自分の顔を狙った相手と同じ形に変化させる妖怪【亀井桃子】の恐怖と悲哀を描く。 安藤が演じたのは、【亀井桃子】に顔を“盗まれた”女子高生と、その変身後の【桃子】。一人二役を見事にこなしている。 また制服や私服はもちろんのこと、シェイクスピアの劇を演じてみたり、体育館でスケ番にボコられてみたり、ピンク色のヘ […]

集団殺人クラブ 最後の殺戮|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 不死の殺人鬼【タケゾウ】が、女子高生たちを血祭りに上げていく。スプラッター・ホラー・シリーズの完結編。 超能力を持つ少女【ミサト】と、その幼なじみで麻薬売買に手を染める不良少女【カオリ】。【ミサト】は【カオリ】を悪の道から救い出そうとするが、裏切り者呼ばわりされた上、【カオリ】の仲間たちに輪姦されそうになる。 泣き叫ぶ【ミサト】を、冷ややかに見下す【カオリ】。そこへ突如、【タケゾウ】が登場し、 […]

ラバーズ・ラヴァー|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ いわゆる「サイバーパンク」ってやつですか。セットが凝っているぶん、役者の力量不足が際立つ。金切り声でセリフを捲くし立てれば「狂気」が表現できると勘違いした、三流のアングラ劇団みたいなノリに終始イライラ。 また、このテの作品の常として、ストーリーも設定もチンプンかんぷん。非人道的な実験によってムリヤリ進化させられた人間が、いったいどういう能力を得たのか。そして件の組織は、それを利用して何をやろう […]

もうひとりいる|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★★★ 経験している最中はそうでもないのに、後で振り返ってみたとき「なんだったんだろう、あれは……?」と思うような出来事がけっこうある。 『もうひとりいる』は、そんな映画だ。 最初観たときは、とくに印象に残らなかった。佐久間信子、世那、川辺千恵子という3人の無名アイドルを主役に据えた短編映画で、彼女たちは劇中でも新人アイドルの役で登場する。 3人とも、初々しいながら一所懸命演技をしていて好感が持て […]