Posts tagged "1star"

ラバーズ・ラヴァー|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ いわゆる「サイバーパンク」ってやつですか。セットが凝っているぶん、役者の力量不足が際立つ。金切り声でセリフを捲くし立てれば「狂気」が表現できると勘違いした、三流のアングラ劇団みたいなノリに終始イライラ。 また、このテの作品の常として、ストーリーも設定もチンプンかんぷん。非人道的な実験によってムリヤリ進化させられた人間が、いったいどういう能力を得たのか。そして件の組織は、それを利用して何をやろう […]

萌の朱雀|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 山奥の農村に暮らす一家が、亭主の自殺をきっかけに離散する様を淡々と映し出す。 その亭主を演じる國村隼を除いて、ほとんどのキャストは現地の素人を起用するという、実験的な手法が採られている。 だが、そのせいもあって全体的に台詞がぼそぼそと聞き取りづらく、劇中の人間関係はおろか、今、画面で何が起こっているのかすら、まるで把握できない。 たとえば、亭主の自殺の原因が、従事していた鉄道トンネル工事の中止 […]

meixianG『僕の部屋』|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 『紀雄の部屋』のDVDには、特典映像としてmeixianG(ミキサング)が歌うエンディング・テーマ『僕の部屋』のミュージック・クリップと、同曲を収録したCDが付属されている。 『紀雄の部屋』は1時間弱の短編映画だったが、ミュージック・クリップの方も約20分の短編映画として作られている(監督や脚本家のクレジットはなし)。 主演は、同映画で脇役を務めた安藤希。テレビ東京系列の深夜TVドラマ『ヴァン […]

陰陽師 妖魔討伐姫|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ その美貌と独特の表現力にもかかわらず、安藤希という女優がいまいちマイナーな印象から逃れられなかったのは、一時期、こういう貧乏臭いZ級ホラーに出まくっていたからではないか。いくら役者が仕事を選べないとはいえ、その仕事のせいでかえって負のイメージが助長されるという悪循環。 『陰陽師 安部晴明』と同じく、学研のオカルト雑誌『ムー』が監修しているが、今回はドキュメンタリーではなく、ドラマだ。 従来「陰 […]

マリア様がみてる(2004年度TVアニメ版)|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 「百合」の代名詞としてオタク・カルチャー史にその名を刻むライトノベル・シリーズ『マリみて』が、ブームの真っただ中だった頃に制作されたTVアニメ。 ソフトの第1巻は『第1話 波乱の姉妹宣言』『第2話 胸騒ぎの連弾』『第3話 月とロザリオ』の計3話を収録。原作第1巻の内容を三分割して映像化する形となっている。 ミッション系のお嬢様学校という浮世離れした原作のシチュエーションは、ともすれば敷居の高い […]

あなたの隣の神隠し|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 『陰陽師 安部晴明』に続く、オカルト雑誌『ムー』監修のドキュメンタリー・ビデオ。 今回のテーマは《神隠し現象の謎》。こちらでも安藤希を起用している。情報とドラマが交互に流れる構成も同じだ。 幼い頃、山で遊んでいた安藤とその友人は、神隠しに遭遇。 安藤は捜索隊に発見されたものの、友人の行方はついにわからなかった。 それから十数年後、二人は謎の洋館にて再会を果たす。 彼女たちの会話を軸に、神隠しに […]

陰陽師 安部晴明|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 陰陽道の基礎知識や、安部晴明にまつわる伝説を紹介するドキュメンタリー。学研の老舗オカルト雑誌『ムー』が監修し、その編集長も解説者として登場する。 ナビゲーターは、『さくや妖怪伝』を始めとして数々の怪奇映画で主演を務めた、女優の安藤希。 本作の特色として、情報の合間に、安藤をフィーチャーしたドラマが並行するという点が挙げられる。 陰陽道に関する知識を深めていく安藤が、やがて自ら安部晴明の血を引い […]

霊女 MISAKI|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ テレビ東京系列にて、毎回たった3分間だけ放送されていた連続ホラー・ドラマ『MISAKI』が、そのソフト化にあたり前編(本作)と後編(続編『MISAKI2』)の2本にまとめて編集された。 トータルで収録してもせいぜい1時間なのに、わざわざ別売りにするところがいやらしい。結果として、約80分の収録時間の内、本編は30分、残り50分は延々とメイキングという本末転倒な内容となっている。 霊感をもつ少女 […]

神の左手 悪魔の右手|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 楳図かずおの有名ホラー漫画を、平成『ガメラ』3部作で知られる金子修介監督が映画化。ちなみに『ガメラ3 邪神覚醒』で主演を務めた前田愛も脇役で登場している。 当初の予定では那須博之が監督することになっていたが、撮影前に逝去してしまったため、金子監督が代わってメガホンを取ることになったという。 このような因縁による本作の主人公を、那須監督の『デビルマン』にも【ミーコ】役で登場した渋谷飛鳥が担ってい […]

案山子|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ ホラー映画マニアたちからはすこぶる評判の悪い「伊藤潤二作品実写化シリーズ」の一つ。 タイトルは『案山子』となっているけれど、実際のストーリーは『墓標の町』という作品に準拠しているらしい。 野波麻帆演じる主人公は、失踪した兄を追いかけ、トンネルの向こうにある村を訪れる。 しかし、その村は、ある少女の悪霊によって支配されていた。 その少女は、かつて主人公の兄に恋心を抱いていたが、主人公に妨害された […]

藪の中|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ 黒沢映画の原作としても有名な芥川龍之介『藪の中』は、人間の記憶や主観が、いかに都合良く捻じ曲げられるかを物語る古典文学である。 とはいえ、けっきょくのところ読者の記憶にもっとも印象強く残るのは、《愛する妻を目の前でレイプされる》という、悲惨きわまりないシチュエーションではないだろうか。 だとしたら『藪の中』を「ポルノ小説」として解釈したとしてもおかしくはない。おそらくこの映画版はそんな発想から […]

ウィッチクローズ|評論家を燃やせ!(いいニオイさ)

★ ゴスロリ・ファッションに身を包んだ少女が、大きな剣を振り回して、襲い来る怪物どもを、バッタバッタとなぎ倒していく──スチールを見たかぎりでは、そんなシーンを予想した。 ところが、実際にアクションをするのは、怪物を演じるJAE(ジャパン・アクション・エンタープライズ)の皆様。 主人公のゴスロリ少女はというと……ただ突っ立ってるだけ(笑) てっきり剣劇を披露するのかと思いきや、魔法の剣が自ら光を発 […]